丸瓦ともいいます。半球状に刳られた木型に粘土板を押し当て裏からタタキ板で押した痕が縦方向に残っているのか江戸、明治頃の丸瓦の特徴ですが屋根に葺いてしまえば決して見ることは出来ません。やがて金型プレスの出現で裏側の凸凹がなくなってきます。この頃の瓦に触れるたび当時の職人の仕事風景を思い浮かべています。私も同じ工法で作りヘラで磨いて仕上ています。大きさは大、中、小と各種あります。 サイズ 約 縦190×横100×高さ35(mm)