菊丸瓦は、普通、輪違いとセットで屋根の棟部分にはめ込んで棟飾りにします。葺いてしまえば正面しか見ることが出来ません。江戸後期に作られた菊丸瓦を見本に製作致しました。作り方は、丸い部分と柄の部分を別々に作り程よい硬さで接合し、ヘラで慣らしていきます。丸い部分の裏に窪みを設けていますのでうつ伏せにして小さな?苔玉を飾れます。また裏返して枕を下に引き柄の裏に小さな苔玉を飾っても味わい深くなります。飾る角度でも趣が変わります。1度お試しください。
焼き色は、2種類です。こげ茶色のものが焼き締め灰被りで備前土を使用。または、備前土をベースに地元の土を数割ブレンドした土を使用しています。また赤い線が入った模様が備前焼の緋襷きという焼き方でワラを巻いて酸化焼成したものです。
サイズ 約縦190約×横100×高さ35(mm)枕1個付
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